前から書いているけど、20年ほど前から物流革命が起こり、そして10年前から情報革命(IT革命)が起こったことによりビジネスモデルが完全に変わってしまっているのだけど、なかなかそれを受け入れられない経営者も多いようです
業種別に、とっくに物流も情報も取り入れてコスト削減に努めている業界もあります、発注にはPOSレジを使い1日数便を飛ばして常に在庫を満たしているコンビニやチェーンの飲食店などはその最先端と言ってもいいでしょう
逆にそうなっていない業種もまだまだありまして、その経営者の皆さんは他の同業者の出方をじろじろ見ながらじっとしているわけで
そもそも物流に限界がある時にはどうしても仲卸が必要だったわけです
大阪だとか東京だとか名古屋に届いた物を各県に散りばめ、さらに各市に散りばめ、さらに各商店街に散りばめやっと店頭に並んだものを消費者が買うことができていたわけですが、物流が革命的に進んだ今、例えば我が名古屋に商品が荷揚げされたら即座にインターネット上に在庫数を入れて販売開始、売れた瞬間に出荷作業をして日本どこでも1日あれば届けられるくらいにまで進化したわけです
今商売の基本というのはメーカーや商社など物を供給する会社と、それを倉庫に置いて必要数だけ必要な場所に送り届ける会社と、そして販売会社だけです
これら機能をしっかり見極めないと今後の経営に非常に失敗することになってしまうのです
自社は物を供給する会社なのか、運ぶ会社なのか、売る会社なのか
シンプルに思考できない会社はどんどん潰れます、そこを決断し実行させるのが経営者の仕事です
いろいろと今までの経緯やしがらみもあるでしょう、だから第三者的にアドバイスが欲しければお安く呼ばれますよ
なんて宣伝をしながらこの記事を終わることにします