その内容やら解散請求かける意義だとかは置いといて、その処理の仕方に民主主義とはなんぞや?地方政治とはなんぞや?と問いかけてみたくなるようなドタバタを演じていた名古屋市議会解散請求署名が結局のところ認められたそうな
現体制派の嫌がらせ?選挙管理委員会の暴走?などなどという方から署名集めの乱暴さを指摘する人まで、様々なご意見があろうかと思いますが、結局のところこれで住民投票になるわけで、それも日程的には名古屋市長選挙、愛知県知事選挙と同日になる可能性が高いとかなんとか

名古屋市在住の同級生曰く
「もう権力争いなんてどうでもいいから、早く決着つけてもらってまともな市政に戻してください。」
というメールをいただきました
私などにこういうメールを送られたところで市議会議員の先生に伝わるわけもないのだが、その呆れた声をどこに届けていいのかもきっとわからないのだろう、日頃政治政治と口うるさい友人の元に送るしかなかったんでしょうね

でも市民の感覚からしてこういうのが本音なのではないでしょうか?
政治と市民が剥離した状態、これはとっても危険だと思うんです
議会制民主主義の根本は権力闘争であろうとは思いますが、そればかりやられても困るというのも正直なところかも
市民税や県民税を10%引き下げるだけでどれだけの効果があるの?反対している人達はどういうビジョンを持っているの?
何もかもをはっきりさせるにはやっぱり選挙なのかなって、だからこそ早く選挙やってくれということになるのでしょうか?

国政の方も政界再編や選挙を望む声が大きくなってきているように思えます
ですが衆院選は昨年の夏にやったばかりですよと
その時圧倒的な差で選ばれた政権を1年半で捨てるというのはどうなんでしょうと、そして次はどこを支持するのかと
冷静になって考えていただきたいものです
今の国政は国民が声をあげたらそのように動きやすい状態です、国民一人一人の声がもっとも伝わりやすい政治体制が今の小選挙区制度に基づく選挙です
来年の春に菅直人総理が退陣し、次の総理の元で支持率見ながら解散 なんてこともあながちありそうなのは世論次第というところ
民主党内のごたごたに疲れた感じはあるでしょうが、だからと言って今度はどこに政権を担わせたいのか、どういう政治をやってほしいのかがないとまた同じ結果になってしまいかねません

じっくりゆっくり考える
そういうことが必要な時期なのかもしれません