近頃愛知県では無闇矢鱈に定数削減を公約する首長が出てきたりして話題になっておりますし、民主党税調などでは増税と定数削減はセットであると公言していらっしゃるので考える機会も多いかと思います
そもそも議員の活動費を減らせば税金が浮くという安易な議論ではなく、議員の数が多ければ多いほど自分の意見を議会に反映し易いというところで定数議論が起こるのが筋かと思うのですが、どうしても財政議論とセットになって出されることが多いのが残念です
議員の仕事とは、我々市民、国民が「こうして欲しい」ということを議会に持っていってもらう代表です
ところが我々が「こうして欲しい」がない場合は議員も仕事がないわけです
だから減らしてもいんじゃないか という議論なら大賛成です
逆に「こうして欲しい」と思っているのに声が届かないと感じているのであれば議員が少なすぎるということになるわけで定数を増やさなければいけないと要求すべきなのです
わかったようでわからない話かも知れませんが、今じゃすっかり我々国民、市民と政治家の距離が離れすぎてしまったのと、政治家の手足を縛りすぎてしまって自由に動きにくい社会を創り上げてしまっていることも相まって、結局は「議員さんって普段なにやってるの?」の社会科の授業の範囲から飛び出せていないのが悲しい現状なのかも知れません
今感じている閉塞感は民主主義の限界ではないと思っております、民主主義をうまく活用できていないことへの閉塞感だと
政治家は国民が変えれば済むのだから、思い切って自由に動いてもらえるようにした方がいいんじゃないですか?
という当たり前の正論ぶちかまして久しぶりのブログ更新とさせていただきます