地方議会の改革の波が押し寄せる中、民間企業ならば多くの企業が既に改善しているであろう情報の共有化というところで一悶着起こっている構図を見て頭を抱えたのでここに記載しておこう
地方議会と一言でいってもその規模や財政状況などで現状は様々なのでなかなか一言では言えない
しかし議員を数十人以上抱えていることに変わりはなく、その議員さんそれぞれに情報を提供し共有してもらうということは非常に通信費も人件費もかかる事象であり、多くの企業ではそこを最近のIT技術を活用することで利便性も低コスト化も実現しているのが現状である
わかりにくいと思うので具体的に書くが
例えば最新情報など、FAXで常に送られてくる
事務所にFAXで送るという行為、同報通信でさらに届いていないと困るのでその後職員が各事務所に電話で到着確認をする
これだけで地方自治体の職員も、また議員さんの事務所職員も一手間かかる
同報通信から到着確認まで数時間を要することだってあるはずだが、その内容はと言えばそれほど重要なことばかりなのか?と問われればそれは議員さん個人個人のスタンスによって情報の重要性など変わるだろう
さらに必要な情報が書いてあるFAXをそれぞれの事務所でファイルしたりしても、それを無くしてしまったりなんだりで再送を依頼されることもあり、結局発信者もファイルして保存しておく必要が発生し、情報共有という意味では非効率極まりない状態のままのところも多いはずである
これをもしクラウド化したらどうなる?
タブレット、スマートフォンなどを使ってそれらの更新情報をメールで受信
それが重要なファイルだと思えば議員本人がそのファイルを見に行って確認する
それだけでOK
資料なども大量に印刷し配布するコストと手間を考えた場合、それらをクラウドで共有すればあっという間に解決される問題
それをタブレットでは見にくいと言うのならば議員さん個人で紙に印刷して持ってきてもらえばいいだけの話ではないか?
こうなればタブレットや携帯電話だけで経費は削減され議員活動が活発化できやしないか?
いろいろと考えないといけないことが多いですが、まずこういう簡単にできることからやってみてはいかがでしょうか?と思うわけです
一度ご検討くださいませ