以前にも書いたように思いますが、最近では高度に発達した社会のために市民が政治とはなにかをつかみきれなくなっているように感じます
最近お邪魔することの多い長野県下伊那郡泰阜村ではその距離感がとても近く感じるわけです
この差はなんなのかこそが政治不信の打開案になるのではないかと最近感じております

地方交付税交付金をなくしてベーシックインカムで代用する
なんてことを聞くと何という暴論を言っているんだ?と思うわけです
どんなに個人に還元しても、肝心の共同体がなくなってしまったのであればそこでもう生活ができなくなるわけです
都会に住んでいるとさっぱりわからないこの感覚こそが「政治」の存在なのではないかと思うわけです
すでにインフラも整い、民間がサービスを競っている都会ではあまりこの「政治」を実感することが少なくなっているかも知れないのですが、限界集落などではこの「政治」こそが生活するための最後の生命線なのです
その生命線を断ち切りながらベーシックインカムなる名の下にお金だけを幾ばくかつぎ込まれたところでそれでは生活が成り立たないのです
きっと都会に住んでいる人にとって、この文字を読むだけでは理解できないかも知れません

もし機会があれば泰阜村さんにて「政治塾」をやってみたいと思います
最近人気の政治塾では立派な講師を招いて盛り上げているようですが、私はこの泰阜村の存在そのものが立派なる講師だと思うのです
この村民と政治との距離感の近さこそが今我々がなくして探しているものではないのかと思うのです
できるようになりましたらまた告知させていただきますので、政治に興味があると思うアタナ、騙されたと思って参加してみてください
きっと目からウロコなことがあるかも知れませんよ