第一回制作合宿を行って参りました
都市部ではまだ蒸し暑く、昼間の作業効率が落ちるということで、涼しい山村にて作業をしようと集まったわけです
必要最低限の条件として
・寝泊まりできて作業できるスペースがある
・ブロードバンド環境が整っていてインターネットが快適に使える
・近所にスーパーなどがあり買い物に困らない
・都市部からの急な呼び出しでも対応できる距離(高速を使って2時間程度)にある
程度です
想定しているのは廃校や元公民館などの使われていないが取り壊すには金がかかる施設跡地
1日数百円から1000円程度の宿泊費で良ければ1週間くらいの単位で制作合宿が行われる可能性があります
生活費などは地元の商店に落ちますし、なおかつ今現在ここに居ますよ!という情報発信を彼らがしてくれるわけで
これは何よりも大きな地元PRになることを考えれば施設利用費用をもっと下げてもいいかもと思ってます
今回使わせていただいたのは木曽駒高原付近の場所です
ここはちょっと立派な施設ですが、こんな立派でなくて構いません
台所もお風呂も完備でトイレはウォシュレット付、いい環境です
さっそくですが、テレビを使って講演会を開始
都市と山村を結ぶ交流事業の趣旨説明、事例としてメイヨンさんと泰阜村さんとの取り組みを説明いたしました
これを冒頭にやることで制作合宿の意義を知って頂きます
ついでと言ってはなんですが、2日目に行った「安い豚肉と余った焼肉のタレで作るチャーシュー」という動画を撮影したので、Final Cut Proを使って編集する過程もモニターに映しだしながら解説したりもできます
制作陣は無線LANを使っているので、それが届く範囲ならばどこでも作業が可能です
このようにベランダ部分での作業も気分転換には最適なのです
食事などを自分たちで作るということも気分転換の一つ
ここはたまたま立派なバーベキューコンロがありますのでそこで調理を楽しみます
こんな立派なバーベキューコンロは必要ないですが、バーベキューコンロを持ち込んでバーベキューが出来る程度の空き地があるといいですね
今回合宿を行った木曽駒高原は名古屋から2時間程度ですので立地もちょうどいい感じです
木曽福島駅まで車で10分程度、買い物にも困りません
元々都会に居なければ仕事ができないわけですが、数日から1週間程度の単位で制作を行う場合には都会に居る方が環境が悪い場合があるわけです
特に名古屋など灼熱の土地で夏場の昼に作業するなど地獄のようです
そういった需要を見込んで、合宿所の整備などをされると観光客とはまた違う層が村を訪れる可能性があがります
前述しましたが、彼らは生活物資を地元で買うだけでなく、情報発信をしてくれたりもします
また漫画やアニメやライトノベルやゲームなどの制作物のモデルにその土地を使ってくれたりもするかも知れません
そういう意味でも可能性が広がる施設となりえます
ご心配であろう施設の利用方法などですが、これもしっかりと明文化して入り口や至る所に貼っておけばいい社会人の集団ですからしっかり使ってもらえると思います
ゴミの出し方、布団の出し入れ、消耗品がなくなった場合の補充や冷蔵庫の中に購入した生物を残さないなどなどです
管理人が時折訪れて定期的なメンテナンスをするくらいで施設維持費はそれほどかからないと思われます
廃校などを再利用してトイレやお風呂を改装する程度でチャレンジできるという初期費用が安価なところも魅力だと思います
ただ問題はこれから寒くなるとどうなるか、ですね
そこら辺はイベントなどをやってもらって人を集めたりが必要かも知れません
ということで、これら施設の視察してくれよ!というところがございましたらどこにでも飛んで行きますのでお声がけくださいませ