毎年終戦記念日は静かに迎えたいと申し上げておりますが今年の終戦記念日はいつもの靖国神社云々だけではなく集団的自衛権のお話も絡まって騒々しい印象を持ちました。
昨年にも同じことを感じたと思うのですが、結局語ろうとしている議題と語っている内容がどうしてもうまく噛み合っていないように思うのです。
自分達の国をどう守っていくのか、最悪の事態にならないためにどうすればいいのか、そのための体制をキチンと作っていくことこそが69年前に終えた戦争を繰り返さない第一歩だと思っているのですが、世の中にはいろんな考え方の方々がいらっしゃるのだと感じる今日このごろです。
毎年書いておりますが、ご先祖様があって我々がいるわけです。
お国のためにと亡くなられた方々に、我ら日本人は元気ですよとご挨拶に行く今日くらいは主義主張を引っ込めて素直な気持ちでご先祖様にご挨拶をなさってはいかがでしょうか。
そしてこれからもずっと日本国が自立した独立国家として伝統と文化を受け継いでいけるように、明日から議論を深めようではありませんか。
どんなに主義主張が違ってもこの一点はすべての日本人共通の認識であっていただきたいと思い今年の終戦記念日を静かに終えたいと思う次第であります。