ランカ・リーはいい女だった

2018年4月18日

昨日は2ヶ月ぶりのお休み
ってことで自転車でちょっと走った後にマクロスフロンティア サヨナラノツバサをまた見に行ったんだ
前回みたいのは2ヶ月前、そう最後の休みの日だったわけだw
この2ヶ月間、ロクに人間らしい生活をしていなかったのですっかり内容を忘れてしまっていて、あらすじ程度しか記憶のない状態で見直してみたのだが、冒頭のシェリル・ノームのエロエロライブシーンに相変わらずビックリするのだがオチを知ってから見ているのでキャラのさりげない描きこみがなんともいい感じに見える

アルトとランカのひそひそ話を嫉妬目線で見るシェリル
シェリルがりんごを剥くのはただ不器用なだけでなくマヤンの棒っきれを削る削り方と同じ つまり愛を告白する棒を削ってるようなもんだ
アルトがシェリルからもらったイヤリングを投げ捨てようとして捨てきれない姿を見てアルトの気持ちを察してしまうランカ
シェリルの気持ちも確かめようと面会に行き、シェリルを助けようと行動するランカ
二人を助ける!と息巻くアルト、しかし宇宙に放り出されそうになる二人 シェリルは死を覚悟しながらもランカを押し戻す
アルトの気持ちを知りつつも最後になるかもしれないからと伝えずにいられない気持ちを伝えるランカ、でも答えは知ってるから聞けないってこった
シェリルお前をあい・・・ちゅどーん

なるほど、TV版では自我に目覚めて自ら始めて行動するもギャラクシーの罠にハマって囚われの身になって、結果みんなに大迷惑を掛けながら救出してもらう情けないランカ・リーが、映画版では立派に恋のキューピッドやってるじゃないか
最後の告白シーンも評判は悪かろうが、これから死ぬかもしれない状況を考えれば悪くない
というか基本的にキャラクタが全部自我を持って動いているのが映画版の特徴だろうか
結局グレイスもインプラントでコントロールされていたことになっていて、その呪縛から解かれてシェリルに歌うことを勧めるところでじわっと
「私は死んでも歌は残るわっ!」
シェリル・ノームのかっこよさ、相変わらずたまらない、さらにじわっと
同じくインプラントの呪縛から解かれたバジュラは身を犠牲にしてアイランドワンを守り、さらに同じくインプラントの呪縛を自ら解き放ったブレラは最後特攻を仕掛けてバジュラクイーンとバトルフロンティアを切り離す、そしてバトルフロンティアからの呪縛が溶けたバジュラクイーンは自我に目覚めてアルトの声に反応するわけだ
そして最後、歌舞伎役者だのパイロットだのの役を演じる呪縛から自らを解き放ったアルトは自らの言葉でランカを振り、そしてシェリルあい。。。ちゅどーん
アルト!!!

ぽかーん

やっぱりここはぽかーんだなw
ってことでTV版ですべからく静的だったキャラクタがかなり動的に自己意思を持って動いているのが特徴の劇場版マクロスフロンティアは楽しかった
エヴァンゲリオンもそうだけど、やっぱりキャラクタがなにかしらの状況に巻き込まれて流されていくのは仕方ないけど、最後は自分の意思で動くっていうところがはっきり見えるとすっきりするね
その恩恵に見事に預かったのは前述のとおりランカ・リーなんだろう、劇場版では最後の最後まで本当にいい女だったよ、ランカ
でもあまりにもいい女過ぎて 都合のいい女 扱いでかわいそうだったぜ。。。