空飛ぶ元自衛官

2014年1月23日2014年4月10日

本日所属しております経済団体の勉強会にてC-130体験搭乗等を行っていただきました
場所は我が地元でありかつて住民票を置いていた小牧基地であります

実はおれって元自衛官でありまして、さらに小牧基地にある第五術科学校にて術科学校長褒章なんてたいそうな褒章をいただいたこともありまして
その後東京にある府中基地勤務を経てプー太郎になるわけですが
その府中基地勤務時代を最後にC-130に乗ることもなくなり、実に20年ぶりくらいにC-130に乗ることになったわけです

数年前まで予備自衛官をしておりましたので小牧基地の各施設が新しくなっているのはよく知ってまして
私が住んでいた頃とは大違いの新しいお風呂、新しい食堂、新しい医務室、予備自衛官時代にはお世話になったものです
勝手知ったる小牧基地ですが、ご丁寧なご案内にて迷わずターミナルに到着することができまして
途中国旗掲揚があったわけですが、あれ？こんなに早い時間にやるんだっけ？？
くらいもう自衛隊の生活を忘れているおれですが、ちゃんと国旗掲揚場所の方面に向かって直立不動！
国旗国歌に対する敬意はわすれません！

さて、搭乗前の諸注意を経て遂にC-130へ

実は体験搭乗で乗るのは初めてなんで中を歩いたりコックピット見学できたりと驚きで一杯でした
現役の頃は荷物のついでに乗せていただく立場、立つことも動きまわることもできませんし、ウォークマン（時代がバレるｗ）の音すら聞こえないくらいの爆音で飛んでましたのであんまり楽しい思い出もなかったのですが、この体験搭乗は楽しいですね

※許可をいただいて撮影しております

あれから20年、小牧空港の国際線がセントレアに行き、県営小牧空港は自衛隊が管制をするようになり、建物だけじゃなくすべてが大きく変わってますね
そして本日小牧基地を訪れたのも自衛官はどうしても定年が早いのでその後の再就職活動の支援の一環として経営者に勉強をしてもらうための機会でもあるわけです
おれ自身は自衛隊をやめてから斡旋してもらわずにしばらくプー太郎してましたがこんな無鉄砲な人間もそうはいないですよね
いつか小牧で人を雇うようなことがある場合にはぜひともお問い合わせさせていただきたいと思った次第です

まったくどうでもいいことですが、現役時代でも入ったことのないハンガーの中にて救難ヘリに見とれてしまいました
元航空自衛官のくせして飛行機とかヘリにまったく興味を示したことがなかったのですがこれはかっこよかったです
やっぱり人の命を救うために使われている機材にはその重みがありますよね

※許可をいただいて撮影しております