ギリシャ戦における日本代表へのもやもや感
本日の朝、日本VSギリシャが行われまして
結果としては攻めきれずにスコアレスドロー、攻撃的に行くと言いながらも迫力ない攻めにもやもやした感じを受けた方も多かったのかと思います
決勝トーナメントへの進出は可能性としてはゼロではないけれど、自力でどうにかできないところに追い込まれてしまいまして、とても気持ちの整理が難しい三戦目が残されてしまったのですが、それは相手のあることですし、一生懸命にがんばった結果なので受け入れましょう
いくつか、今回の大会以前からおじさんがブツブツ言ってることを書いておきます
ボールの失い方が悪い!
コートジボワール戦で負けてスタッフ、選手が口々に自分たちの戦いをするといっていたので嫌な予感がしておりましたが、やっぱりボールの失い方が悪い
あっさりボールを失ってしまい、相手に前へ出やすい環境を提供してしまっておりました
当たりに強いアピールは要りません、ボールはどうしても取られてしまうリスクがあるのですから綺麗にかっこ良くプレイしたいという願望は捨てて泥臭く基本に忠実に、奪われたら奪い返す、奪われた後に簡単に前に出せないように潰れるなどをしないと自分たちのリズムを失うことになります
似たような理由で、前線の選手のファウルのもらい方が甘いと感じてます
当たりに強い、自分のシュートで決めるという想いも当然必要ですが、潰れてファウルを貰って前線で起点を作るとか前線に滞在する時間を作るとか、そういうプレイはとても大切です
岡崎がワントップに入ってから何度かファウルを貰いに行きましたが審判にとってもらえませんでしたけど、ナイスプレーだと思います
引いて守る相手にはいろいろな対処法があるのですが、フリーキックというのも一つの立派なチャンスなのに、もっと積極的に取りにいかねばならないと思うますよ
監督に対しては勝たなきゃいけない試合で交代枠を余らせたこと
こういう事態を打開するプランがないと取られても仕方ないことですし
なにより今大会に入ってからなぜか吉田麻也を上げてのパワープレーを後半終盤に入れてきております
吉田麻也は守備の要でありますので安易に入れればカウンターを食らったり時間稼ぎをされたりしかねませんし、相手DFと比較して体格的に優れているわけではありませんのでその可能性が非常に高いプレイを要求する意味がわかりません
なにより相手が一番疲れていてもっとも日本の特徴である速いぱすやドリブルが活きる時間帯に不得意なプレイをさせる理由がさっぱりわかりません
素人でも感じることですの現場でのスタッフや選手はいろいろ話し合ったことでしょうけれど、せっかくの本番に、結局自分たちのサッカーができていないというのは悲しいことですね
特に泥臭さに関してはみんなが綺麗にかっこ良くプレイするよりチームのためにプレイするという組織サッカーの基本でありましょうし、監督の不明な選手起用や交代の悪さはゲームプランの混乱が元にあるのだと思うのです
せっかくの四年間の集大成が自分を見失って個々のバラバラ感だけがのこるというのも悲しいことですね
でもこれがワールドカップですよね
間違いなく日本史上最強のチームで臨んだワールドカップだけに楽しみにしていただけに本番での慌てふためく試合展開にもやもやすることでしょうけれど、世界の強豪はスピードもテクニックもありながらしっかりと泥臭いプレイもしてきているところが勝っているわけで
もっと自分たちを追い込んで、走って繋いでどんな形でもいいので点を取る、そういう気合を見せて欲しいものです
そして監督以下スタッフにはしっかりと準備をしていただいた上で選手を信じてピッチに送り出していただきたいと思う次第であります
コロンビア戦での健闘を祈っております