TheWitcher3にまつわるいろいろ
Steamさんが大安売りしているのを見て調べてみると評判がいい
おれとTheWitcherの出会いはそんなものだった
いろいろ調べて翻訳コミュニティとの温かい交流とか見てると、おれ自身もFootballManagerの前身であるChampionshipManager時代のことを思い出し涙したとかしないとか
どうでもいい流れですが、TheWitcherの1と2が特価で売られておりまして、2つ合わせても500円以下で買えるならと注文しようと思っていたら3が出るから予約しろという
しばらく悩んだが発売日が5月19日で日本語対応ですと書かれていたしどうやらビックタイトルらしいので外しはしないだろうと思って3まで注文したのが5月の頭のことでした
そして5月19日を迎え、日本語化のファイル抜きの状態でプレイできるようになりまして
「あれ?日本語版ないの??」
PS4やXBoxなどが日本語版21日発売なので日本語化ファイルは21日に配信されますと、どこかの記事でみてそれならそれでいいかと思って迎えた21日のことでした
全然配信されてこない
こちらも仕事のある身ですので朝から配信してくれと言うわけではないのですが、昼すぎても夕方すぎてもSteamからの配信はなし
ここで2chを覗いてみる、もう2ch覗くなんて何年ぶりくらい
EAJの運営するOriginだけは午前8時に配信があったというのでもうすぐだろうと多くの人が思っていた中で19時過ぎても配信がなく、これは日付越えるか? それとも永遠にこないのか?
疑心暗鬼の雰囲気の中、ついにはSteamのレビューにガンガン最低レビュー投稿したりし始めるユーザー
この殺伐とした感じこそがまさにインターネットだったわと改めて思い知るいいきっかけとなりまして
1は有志による翻訳Mod、2はどこぞがやってくれたのか両方ともに字幕がついておりまして
海外ゲームを楽しむこともあるおれは英語でも面白いゲームであればやることはある、MMOなんてのは翻訳されないタイトルだらけなので慣れっこみたいなもんだけれど、やっぱり遊びながら脳内翻訳は辛いし、何よりわからん単語とか言い回しが多いとまったく意味不明に陥る程度の英語力なのでこのシリーズは無理
なぜならダンディリオン様の詩が英文だとさっぱりわからんからさ
TheWitcher3も画質調整のために1時間ほどいろいろ試行錯誤しておりまして、最初のグリフィンと遭遇するところまでは進めてはいたのですが、一応会話の流れくらいは理解できているのだが、細かい表現などがわからないので本当に今こういう流れなんだなって理解できている程度
1や2の翻訳みていると皮肉な言い回しが多いので英語のままでプレイしていてもきっと楽しめないことまちがいないのだ
21日も20時をすぎ、絶望的な雰囲気のスレ、消化速度も半端なくお祭り騒ぎとなっていて、きっとゲームやってるよりも2chの方が面白いんじゃないかと錯覚すら覚える
そんな中、21時にまず字幕から配信を開始されたとのこと
おれは用事があって外にいたがパソコンは起動したままなので帰ったらきっと日本語化されているんだろうとほっと一安心
続いて日本語吹き替え版ファイルも配信開始したとのことでお祭り終了、2chのスレが閑散としてみんなゲームの世界に没頭してしまったっぽい
帰宅してきて最初に確認したのは日本語字幕であった
Language項目にJapaneseを発見した時の嬉しさよ、しかし日本語吹き替え版にはならなかったのだ
あれ?音声入ってないじゃん
ドイツ語入れてから戻せとかなんか不思議な対応ばかり書いてあるが、すでにファイルは落ちてきてるっぽいし、なんだろうと思いもう一度起動すると、それまでなかった音声選択の項目が
なんだか釈然としないが日本語吹き替え版でプレイできるようになっていた
文字で書くとさらっとしているが、実際にはいろんなことしたりしていたので1時間くらいを無駄にしている
とまあゲーム始めるまでのドタバタでもうお腹いっぱいな感があるのだが、せっかく日本語化したのでテストで進めているグリフィンと遭遇するところまでやってみようと進めてみた
本当は1と2で馴染んだ英語の声優さんの声変わると嫌だなと思ったので字幕だけでいいかとも思っていたのだけれど、実際に吹き替え版やってみるとその没入感が全然違う
やっぱり母国語で聞けて見れてというのはゲームやるにあたって相当な没入感を生み出すんだね
英語版でさらりと流れだけ理解していたので目新しいことは何もないが、なるほどこういうセリフ回しになるのかなどなど自分の英語力のなさを痛感したりなんだり
英語のテストの答え合わせさせられている気分でした
さて、ゲームの話ですが
散々人気タイトルなのでそこら中で紹介されているので深く書かなくてもいいとは思いますが
ウィッチャーという改造人間とか強化人間みたいなまるでジェダイのような怪物ハンターが主人公です、魔術師もエルフもドワーフも出てきますが、ウィッチャー含めてこれらすべての普通じゃない人々はすべからく嫌われ者です
エルフとかドワーフなんて虐げられすぎていてテロ活動してたりする世界観です
物語は人間vs非人間の間で揺れ動くどっちつかずのウィッチャーであるゲラルトさんみたいな感じ、それをさらにドロドロとした陰謀だとか人の思いが交差して重厚なる物語を構成していて面白い反面、萌え要素は一切ございません
ちなみにですが
1はお使いゲームの要素が多すぎて、あっち言ってこっち言ってをしつこいくらいに繰り返します、ワープという概念が途中から3箇所間でできるようにはなりますが、根本の解決にはならず
同じところを行ったり来たりを繰り返すのが本当に辛かったです
2は1とは違って政治劇の要素が強い感じ、戦闘システムなどを変更していたりするのですがなんだか使いにくい、そして何よりクエストの管理がしにくかったり次何やっていいのかわかりにくかったり、あんまり爽快ではなかったのです
ここまでして3をプレイして面白くなかったらどうしようと心配になるわけです
ゲームを始めてすぐにグラフィックの良さと吹き替えに引き込まれて、また前作までのテンポの悪さがなくなっていてなかなかに小気味よい
話の流れ的に前作までをプレイしていれば楽しめること間違いないね
変更点の一つ、馬
こいつ賢くて左側のShift押しとくと道に沿って勝手に走ってくれるのだ
なかなかにいい機能です
変更点2つ目は水泳
当然潜ったりもできます
沼だらけの土地なのに今まで泳げなかった方が不思議なんですけどね
そして変更点3つ目はジャンプ
今まで超人的な身体能力を持つといわれていたウィッチャーですが、ジャンプすらできなかったんです はい
ということで普通のゲームになったTheWitcher3
物語的に今までトリスが座っていたヒロインの座を前作思い出したイェネファーが覆すのか?
とりあえずイェネファー探して物語は始まりますが、前作でキングスレイヤーレソ様ですらうんざりするわがまま魔女ぶりを発揮か?!と期待したのですが、そこまでのわがままは今のところ発揮されておりません
そして何よりヤングヒロインシリ様、圧倒的若さと強さと家柄の良さでトリスもイェネファーも寄せ付けない予感がします
とりあえずイェネファーとは早々に再会できてしまうんですよね、もっと引っ張るかと思ったわ
操作系は2からの進化版な感じ
まだまだUIなんとかしろよって部分は多々ありますが、1の頃に比べればマシといいますが
何やるにしても瞑想が必要だった前作までとはかなり変わっていて、また適度にワープもできるようになっているのでゲームを進めるテンポもあがるってもんです
それでもこのシリーズはボリューム多いのでなかなか終わらないかもです
今回はオープンワールドゲームになっているとのことなのでもう少し話を進めると広大な世界を楽しめるのではないかと少しばかり期待
日本語化のところでうまく話題をさらった感がありますが、ゲームの中身も面白いのでアメリカンドラマとか好きなおじさんおばさんなら間違いなくおすすめです