もみじ出目金全滅の危機
そう、どこまで話を遡ればいいのだろう
意外と忙しい日々を過ごしていながらも黒プラ舟に移動させたもみじ出目金のことは気にかけていたのだ
屋外とはいえプラ舟に塩水張って、さらには白点病に効くとか効かないとか言われている唐辛子を数本切り刻んで網に入れて放り込んでいたわけです
というのも屋外であるので日光が薬を無効化してしまうというので仕方なくではありましたが、屋内の水槽が立ち上がるまで、いや中の水槽の整理をし終えてトリートメント水槽が使えるようになるまでの我慢と言い聞かせていたのです
そして数日後、見事に白点が魚体から消えていたのです
塩浴の効果か、それとも太陽のおかげか、それとも唐辛子のおかげか
なんでもいいんですが白い点が消えただけでも嬉しくて嬉しくて、ちょうど本水槽を回して3日経ったので本水槽復帰を目論んだわけです
当然ベアタンク状態でいつでも塩浴や薬浴に移れる準備は万端です
この時点で背びれ立てて泳いでいる元気なのが3匹、背びれ立てていないけれど泳いでいるのが1匹、浮き気味になっているのが1匹、そしてもうどうにも転覆しまくってしまっているのが1匹
最悪の事態を考えて転覆してるのと浮き気味なのをそのまま隔離水槽にて塩浴継続して、残りの4匹を本水槽に投入し様子を見るが普通に元気に泳いでおりました
これが昨日の午前中、出掛けて戻ってきたら隔離水槽の浮き気味だったヤツも普通に泳いでいたので本水槽に投入しいよいよ転覆しちゃってるヤツだけはと覚悟を決めなければならない状態でしたが、6匹中5匹が回復したと喜んでおりました
そして今朝、上部濾過器の吸い込み口に3匹くらいが張り付いているのです
あれ?
エラも動いていないのでこれはまさかと思ったわけです
星になっておりました
まるでタッチのセリフみたいに、本当に生きているかのようでしたが残念ながらピクリとも動きません
しかし残りの2匹はまだ泳いでおりまして、1匹は背びれ立てながら泳いでおりましたのでこの3匹を庭に埋めさせていただいて嫁と娘を送りにいったのです
そして帰宅したところ、元々転覆していた1匹が星に、そしてなぜか出かける時には元気がない程度だった1匹がまた吸い込み口に張り付いたまま星になっておりました
朝、いくら頭が回っていなかったからといって気付くべきでした、きっとこれ水流で弱ってしまったのかもと
今までのアホみたいに丈夫ででかい出目金とは違い、まだまだ小さい出目金でしたから同じ水流でもきっときつかったのかもしれません
投入した時は元気だったけれどどんどん弱っていったのも水流の関係があったのかもしれません、なので水流のないプラ舟に移動して復活の兆しを見せたにも関わらずまた水流のある、しかも今度は遮るものもないベアタンク状態で放り込んでしまったので力尽きてしまったのか、それとも弱った時にまだ体内に残るなにかにヤラれてしまったのか
そして残った元気だったはずの1匹も横になって浮いておりまして
慌てて隔離水槽&塩水を用意して移動させましたが横になったままです
本日もいろいろとありまして、お出かけしなければなりませぬ
「うわあ、もみじ出目金が一瞬で全滅かよ。。。」
用事の半分が父親の命日関係だったのでついでに金魚の分まで南無妙法蓮華経と唱えておきました
そんな気分で一日を過ごしまして帰宅
正直諦めていたのですが、なんとか横から縦に立て直しておりまして、時折泳いだり潜ったりはしておりましたのでよかったよかった
写真の白点に見えるのは水槽についた気泡ですので白点病再発ではないです
このまま元気になってくれるのか、それとも明日の朝星になっているのか、まさに今夜が山ですね
という暗い気分ばかりにもなっていられないわけで
今度から本水槽に金魚入れる時には大きさや泳ぎの得意不得意考えて水流の強い上部濾過器を使うか使わないかも含めて考えてあげなければならないなと理解しました
またいくら元気に見えてもトリートメントはしっかりしないといけないと実感いたしまして
そういえば我が家のトリートメント水槽どうなっていたかと思いだしたところ
すっかりドジョウの水槽になっておりまして
なんにしてもこれ空けなきゃと大移動をするわけです
まずは仕事スペースに置いてあった発泡スチロールですが、もう日差しも強くなりホテイアオイを室内に退避させておく理由もなく
またもみじ出目金が塩浴していた黒プラ舟がまるっと空いてそこに水張ったまま置いてあったのでそこに幹之メダカの稚魚やら退避していた水草関係をどっと移動させまして、ミナミヌマエビやヒメタニシもそれなりに移動していただきまして
残った荒木田土と埋まっているヒメタニシなどは別の分厚い発泡スチロールに移動させまして田んぼを再現しまして、そこにトリートメント水槽に陣取っていたヒドジョウやらミナミヌマエビやらを投入します
これでロカボーイと水槽が1つ空きまして、さらに我が部屋から水物が一切なくなった瞬間です
本当はこの状態で本水槽でもみじ出目金が元気に泳いでくれていれば万々歳だったんですがね
幹之メダカの稚魚のように生まれる命もあれば、もみじ出目金のように無くなる命もある、そんな春ですね
ところで一つ嬉しい発見がありまして
もういなくなっていたと思っていた睡蓮鉢のヒドジョウ1匹が実は睡蓮鉢におりまして
ってかまて、リセットした時に全部生体出したけれどいなかったんだが、きっと荒木田土の中に潜って冬眠でもしていたんですね、暖かい日差しに誘われて出てきちゃったみたいな
これだからドジョウって可愛いやつです
ということで、ひょっとするとがら空きになってしまうかもしれない本水槽のために今からゼロベースでなんの金魚を飼育するか検討するといたします
それまでの間、もしがら空きになるのであれば売るほどいるヒメダカさんにでもパイロットフィッシュになってもらっておくとしますかね