孵化して1ヶ月を経過した鈴木東錦の稚魚

2019年6月15日

孵化して2週間経過の後、室内と屋外に分けた鈴木東錦の稚魚
室内ではその後1週間くらいはブラインシュリンプを与え続けておりましたがここ1週間ほどはミジンコと粉餌で育てておりますがとりあえずはなんとか10匹くらいは元気に泳いでおります

水作を弱めに動かしておりましたが1匹、また1匹と★になっていたのでひょっとして水流がまずいのかと思い止めました
この辺りの加減はまだまだ手探りですね

で、お外の稚魚といいますか、その前にお外のご説明ですが
まずミジンコプラ舟がありまして

冬から雨水を貯めて水草と荒木田土入れた植木鉢を沈めてありまして、その他もう使わなくなった五色砂利なんかも入ってますが、そこにミジンコの卵を入れてほったらかしです
残念ながら写真には写ってくれませんがミジンコが所狭しとぴょこぴょこしております
当然ここには一匹も魚は入っておりません、ミナミヌマエビとヒメタニシはおりますしどうやらイトトンボがここで産卵したらしくイトトンボのヤゴが時折湧いておりますのでミジンコをここから掬う時にイトトンボのヤゴが入らないようには気をつけております
ここは午前中だけ日が当たって午後からは日陰になるまさに絶好の場所なのでミジンコ&稚魚スペースとして確保いたしました

そして同じ環境ながら日当たりが最もいい場所に設置してあるのがこちらのプラ舟

こちらも4月中旬くらいまではミジンコがうようよおりまして、そこにそのまま稚魚を100匹くらいドボンいたしました
水深が深いのでどれくらい生き残っているかはわかりませんが、上からぱっと見た感じでは20匹くらいは確認できます

玄関脇に40リットルの黒プラ舟を置いておりまして
ここには先月姫睡蓮の植え替えをした際の古い荒木田土を放り込んで同じようにミジンコプラ舟からの水を分けて置いておきましたところミジンコが湧きまして

撮影のために蓋あけてますが日頃は半分蓋のされた状態で放置されております
昨年秋まではメダカプラ舟として活躍しておりましたがメダカを大量にご近所に配ってからは天日干し状態でしたが荒木田土が余ったのでここに入れてミジンコ培養に使ったわけです
というかミジンコってこれくらい分けていろんな環境に置いとかないとさっといなくなるので困りものですね
ここは玄関脇ということで、ブラインシュリンプの残りやら殻やらを吸い取った際の水を捨てていたのです、なぜならば一緒に底の方にいる稚魚を吸ってしまうからで、取り除くのが面倒なのでここに捨てていたわけです
その頃からの子と、その後孵化後2週間時点で分けた子100匹くらいを投入しましたが、下が黒いのと荒木田土で保護色みたいになってしまっているのであまり見えませんが、ここは稚魚も10匹くらいは視認できましたし針みたいな子が泳ぐ影も確認できておりますのでそれなりに生きていると思われます
またミジンコもまだまだ泳いでいるので理想の環境かもしれませんね

最後に、ミジンコプラ舟脇に、以前東錦の越冬に使ったプラ舟がありまして
東錦自体は新しく整備したプラ舟群に移動させて、結果全滅させちゃいましたが、その時に余ったプラ舟をじっくり天日干ししておきまして
姫睡蓮の株分けした際に思った以上に株が余ったのでこのプラ舟持ち出して水入れて姫睡蓮の植木鉢を沈めたのでした

ここにもミジンコプラ舟からの水を入れたので当然ながらミジンコが湧いたわけですが、ここは一番最後だったのでなかなかミジンコが増えなかったのでメダカをここにとも思っていたのですが突然何かのきっかけでミジンコが増えてきたのでやはり孵化後2週間の稚魚を100匹放流いたしました
ここにいる稚魚がもっとも元気に泳ぎ回っておりますね
天然のイトミミズはいるし天然の赤虫はいるし、イトトンボのヤゴも居ましたけれど、ミジンコも圧倒的に湧いてますから天然のタンパク質には困らないので稚魚がぴょんぴょん泳ぎ回って餌追いかけてました

とりあえずはっきりしたことは
ミジンコプラ舟とその周辺の午前中だけ陽のあたる場所がもっともミジンコと稚魚には環境が良いっぽいということなので来年以降はここを中心に稚魚飼育環境を構築してやろうかと思います
ただしミジンコだけのプラ舟は昨年の経験からしますとそのうちボウフラシーズンを迎える頃にはどうしてもボウフラ対策でメダカか稚魚を入れざるを得ないのでミジンコの確保が難しくなってしまうのが残念なところ
でもその頃には水温上がるので耐久卵になっちゃってるかな?

今後の成長具合にもよりますが
今のところ孵化後2週間までは室内でヒーター入れながらブラインシュリンプ食わせまくって、2週間経過してある程度尾の開きで選別した個体をお外のミジンコプラ舟にドボン
という流れでいけそうなら来年以降はこの場所を母親から奪い取ってもっとプラ舟増設させておかねばなりませんね

それとメダカさんなんですが
三色錦メダカを睡蓮鉢へ、幹之メダカを玄関脇に移動させたのはいいのですが、三色錦メダカのハネとヒメダカが大量におりまして
それと水槽にいたヒドジョウを一旦室内の黒箱に避難させていたのですが1匹が飛び出して干物になってしまったのでものすごくショックでして
とりあえずあと数ヶ月は稚魚も大きくならないだろうから水槽に戻すこともできなさそうなのでヒドジョウの繁殖と大量のメダカの住処として新しく日当たりのいい場所にプラ舟を設置しました

プラ舟に水を半分だけ入れてオスメスのヒドジョウ2匹を入れて、メダカも放流しておきました
今度迎えに来る頃にはドジョウさん増えてておくれよっていう話ですね