自転車で走る、そして思う

2018年4月18日

実に10日ぶりになるんだね、今月はほとんど記憶喪失みたいな期間が多いからタイムスリップした感じだけど、さすがに運動不足を感じてきたので郵政号にまたがって出かけることにした
と、その前にチューブを買ってきて交換、パンクしたままだったのね ほほほ

旧41を羽黒まで、そこから右折して入鹿池へ
ちょっとの上りだけど大自然が気持ちいい
山や田んぼの緑、蝉の声、べっとりまとわりつく湿気のあるぬるい風、どれもが夏で、どれもが鬱陶しいくらいに夏だ
入鹿池に到着する最後の上り坂を上り終え、息は切れ切れ、久しぶりなのでフラフラになりながらも思うのはただひとつ

自転車って楽しいね

レースに出るでもなく、遠距離を走るでもなく、自分の限界を試すわけでもない ただ走る自転車って面白いよね
できるならばもっと体力をつけて、もっと遠くにもっと速く走れればもっと楽しいんだろうけど、今のヘロヘロな状態でも十分に面白い
相変わらずの入鹿池ショット

それにしてもMEDIAS N-06Cは写真がキレイに撮れる、しかもパシパシ撮れる、撮影ボタンを押してカシャっとしてすぐにまた次が撮影できるんだ
こんな素晴らしいカメラ。。。じゃねえや、スマートフォンはないな
なんで不人気なのかが不思議なくらいだ

この写真を見て思う
3D映画ってこの光景をスクリーンで表現するために巨額の金と労力を費やしてるんだよね?
でもこの入り組んだ感じは生で見れば立派に3Dだ、もうちょっと足を伸ばして八曾まで行って岩見山にでも登ればそれこそこの辺りの風景を上から見れる絶景へと誘ってくれるが、これも生で見れば労力と八曾の駐車場500円だけで見れるわけだ
人間って一体何をしようとしてるんだろうね

帰り道、速度こそ出せないが坂道を登る馬力みたいなのはある、これは日頃のスクワットのおかげだろうか?
坂道を登って下る、そして大山川
ここにも今の小牧の縮図みたいな写真がある

工場(っていってもこれはコンクリート工場だけど)、一が住む集落、田んぼ、川、我が小牧市のまさに象徴たる一面、これに倉庫があればバッチシか?
世の中の自治体はこれを目指している、雇用が確保できるための職場、一が住むための住宅地、そして税金が入るという
そのために削られていった田んぼと、そして仕事確保のためなのか安全性確保のためなのかわからない河川行政

こんな小さい川全体に護岸工事を施して、その代わりに走りやすいサイクリングロードができた、なんとも評価し辛いところ
本当はどういう川が良かったんだろう?
子供の頃は夏休みとなれば毎日釣竿を持ってこの川に鮒釣に来ていた、本当に毎日だ
釣りの楽しさを教えてくれたのはオヤジとこの川、しかし今この川で釣りをしている人はまばら、工事のせいなのか趣味趣向の変化なのかはわからないけど、そもそもこの川に鮒はまだいるんだろうか?
今度釣竿を持っていって確かめてみたいと思う

複雑なことを考えながらも自分の体力のなさだけは実感したわけで
生きていくために仕事をする、仕事をするために体力を鍛える なんだか変なスパイラルだなと思いつつ走行距離はたったの20kmでしたとさ とほほ