色の話を聞いてフレームの色を考える

昨日、とある場所にてカラーコーディネーターの方の講演を聞いておりました

目からうろこといいますか、結構論理的なお話だったので楽しかったわけで

結構自分でも色のことを考えるようになりました

ちょうど中華カーボンフレームが届いたわけで、じゃあこのフレームを何色にしようか?

そんなことを夢中で考えたりもして、ちょっと楽しいわけです

 

以前どこかでだれかにMTBを買った時に言われた話です

「なんでTREK4900にしたの?」

「たまたま赤がキレイだったから」

「はっ?色?色で自転車買うのなんて日本人だけだよ」

なんて言われたのを思い出しまして、本当に日本人だけかどうか調べるよりも先に好きな色の自転車に乗って何が悪いんだ?と思ったことがありました

当然性格上納得いくまで問い詰めたのは大人気ないと反省しております

 

色って重要ですよね?

理屈云々抜きにして、我々の仲間ではジャージを青ベースの黒ラインみたいな服に揃えてます

別に何がどうってわけじゃないんだけど、なんか仲間意識っていうのかな?

別にチームジャージを作ればいいんだけどだれも仕切らないし、じゃあ似たようなの買っとくか、みたいな

でも乗っているロードレーサーが白ベースに赤っぽい色付けのに乗っている人は絶対にその青黒ジャージにはしません

そりゃそうだよね、見た目が悪い

格好良いか悪いか、個人の主観でしかないけど自己満足でしかない自虐的な耐久系スポーツには必要な要素なんだよね

そこにさらにコンセプトを持ってマシンをチョイスし、さらに色でそれを表現できたら素敵やん って単純に思ったわけです

 

色のイメージに行く前に自転車への想いを文字にしてみます

「このロードレーサーで友人達と楽しくツーリングをしたい」

「先頭集団を引っ張るために戦闘力高いマシンを買った」

「こいつならタフだろうから練習で毎日乗っても耐えられそうだ」

などなど、その自転車を買うときにいろんなことを思って買っていると思うのでそれを文字にするわけですね

次にそれらからキーワードを抽出するわけです

「楽しいツーリング」「しまなみ海道」「琵琶湖」「浜名湖」「努力」「汗」「根性」「継続」「坂道」「無」

なんでも結構です、そしてそのキーワードに対応するであろう色を選ぶという流れ

キーワードに対応する色ってどんなの?って思いますが、思い浮かんだ色でもいいし、「色のイメージ」でぐぐると結構いろいろ出てきます

 

おれの場合は

「このロードレーサーで友人達と楽しくツーリングをしたい」

「楽しいツーリング」「しまなみ海道」「琵琶湖」「浜名湖」

なのでイメージとしては水際を走る際の「青と水色の間」、緑もたくさん見えるので「緑」、太陽の光という意味での「オレンジに近い黄色」なんかがぱっと浮かんだ色です

それとは別に、フルカーボンだぞという主張がやっぱり欲しいのでそのまま「黒」ってのもアリかなとか、新しいイメージなので「白」がいいなとかいろいろ浮かんできますよね?

 

今このフレームを塗ってる時間的余裕はないのであくまでも塗るならですが

この妄想を突き詰めていくと、白地にしたいと思うわけですね

でも全部を白く塗るのではなくてフォーク先端がオレンジっぽい黄色から始まって上に黒い斜めラインで一回ストップ、そこから白が始まってトップチューブ途中とダウンチューブの真中辺りにアクセントでラインを三本、青、黄、緑、その間には黒で仕切りを入れる

シートチューブも同じように真中に三本ライン

シートステーとチェーンステーも途中で斜めの黒ラインで仕切ってその後ろが黄色

みたいな、絵にしてアップすればいいんだけど気力がないのでご容赦

ホイールは赤、タイヤは黄色、バーテープも黄色だとどうだろうか?とか、妄想は尽きないわけですよ

で、最後に名前を付けてコンセプトを表すといいかもしれません

「サンシャイン号」とか「エコレーサー号」とかね

 

なんだかアホらしいと思うかも知れませんけど、一度自分がなんで自転車に乗っているのかを見つめ直す意味でもヒマなときに考えると面白いかもしれませんよ