鉄腕アトムのハリウッド版を見ると攻殻機動隊の将来が心配だ

日本のアニメがハリウッドに買われていくのは仕方ないとして、鉄腕アトムのハリウッド版も半年後には公開されるわけだ

フランケンシュタインみたいに目覚めて空を飛びながらマリオのような奇声をあげるアトム

違和感を感じさせるが日本語版の映像が公開されたけど、声がちゃんと日本のアトムのイメージで正直ちょっとだけほっとしていたりして

ついでにまったくどうでもいいことだが攻殻機動隊もハリウッドが映画化する権利を買ってたような気がした

どちらの作品もなんだけど、異教徒共にはものすごい意味のあることをテーマにしているんだ

 

人は神が作ったもの

 

これを考えさせられるのがアトムであり攻殻機動隊である

アトムは死んだ子供をロボットとして復活させたいという狂った科学者によって蘇らせたわけだ、そしてロボットと人間の争いの中でアトムは普通に人間側として戦うのだがそのうち自分はロボットだということを嫌と言うほど認識してしまい悩むわけだ

 

一方の攻殻機動隊、こちらは徹底的に電脳化、サイボーグ化された特殊部隊が活躍する基本的には刑事ドラマ

しかし犯罪を追いかける過程で徹底的にサイボーグとの違いや電脳化による弊害などを映し出し、サイボーグと自分の違いなんてゴーストがあるかないかだけだと言い切り、しかしサイボーグやロボットにもゴーストが宿るのではないか?なんて事件まで出てきて深い話を展開していくんだよね

 

ヤツラ異教徒が大好きな話っぽいわな

 

でもアトムの映像を見る限り攻殻機動隊もハリウッドバリバリになりかねないという懸念はバリバリする

少佐が無意味にシャワーを浴びているお色気シーンを展開したりガチムチのバトーが出てきて大暴れしたり。。。って普通に原作でもしてるからいいかw

なにやらスピルバーグの影がチラホラしているとかいう話なので逆の心配をしなきゃいけないのかな?

妙に写実主義的な攻殻機動隊とかにされちゃうような、アクション性のまったくない攻殻機動隊なんて嫌だな

まあでもなんだ、異教徒共がどう描くのかを見てみたい気はしないでもない

そして最後はさすがハリウッドとばかりに痛快に爽快にハッピーエンドにして欲しいもんだな