ファイブスター物語 リブート

9月に重戦機エルガイムを見なおしてみて燃え上がったおれの永野護氏に対する情熱と共に、というわけではないのだが
来年公開されるゴティックメードなる映画が終わればまた連載を再開すると約束しているファイブスター物語、その助走となるべくかつてニュータイプに連載されていたままの形で単行本化したのがリブートらしい


ファイブスター物語 リブート (1) LACHESIS (ニュータイプ100%コミックス)

かつての単行本化の時にはいろいろと修正が入っており、連載時の勢いとはまた違う形で接しているので、こういう生連載のままというのはいい!
というのは一部マニアの意見でありまして、個人的には同じ話を読みたい人ってどれだけいるの?って思わなくもない
我が家の事情はいろいろありまして、実はFSS連載中に漫画好きの姉が嫁いで行ってしまって我が家に単行本が残っていないわけです
だから読み返そうと思っても遠い姉の家までわざわざ取りに行っていられない
ってんで渡りに船ではないですが購入に至ったわけです

内容は、といっても連載開始当時は中学校二年生、その後ニュータイプなど買わない年齢にもなってたりして、連載冒頭のハグータ戦辺りまでは記憶にあるんですがその後は単行本しか読んでないし
その単行本も20年くらい前の記憶なんでこうだったこうだったと懐かしいばかりで違いなど思い出せるほどでもなく
まあ普通に懐かしい本を読んでいる感じになります
来年の連載再開(予定ですがw)と、さらにその後に続く単行本化ってことでここ数年のうちに13巻が読めそうなのでちょっとだけほっとしていたりして

永野護氏が亡くなるまでにある程度進めてもらえるとありがたいなって思わなくもない

しかしリブートに書いてある永野護氏の逸話というか、結構面白い
この年令になって初めてわかるというか、クリエイターとしての挑戦部分みたいなの?
大筋を決めてずらすことはしないで、それでいて読者を裏切らなきゃというプレッシャーみたいなものがあるからこそ読んでいて楽しいし、早く次を読みたくなる秘訣なんでしょうね
適当に締め切りに追われて適当な作品に金払わされるくらいならそれでもいいかって思えたりするから不思議な世界観です