マネーボールを観る
ちょうど野球チームのGMが涙ながらに会見をしている時にマネーボールという映画を見た
本来映画は吹替版しか見ないのだが、この映画には吹替版がないのかどこも字幕版ばかり
さて、アスレチックスという弱いチームのGMのお話
かつては優勝争いなんかしたチームなんだけど今は金がないという、そういうチームが地区優勝をかけてヤンキースと戦うシーンから始まる
ヘタに活躍をしちゃったのでキープレイヤーが軒並み引き抜かれ、かといって補強資金はないという状態で苦悶しながらも新しい野球をやればいいんだ!とブラット・ピット演じるビリーはチャレンジを始めるわけだ
当然古い野球界で育ったスタッフ達はついてこない、監督も理解を示してくれない
そんな中で孤軍奮闘する物語
元々実話ベースのお話なので面白いんだけど、やっぱりブラット・ピットって演技上手いな
申し訳程度に野球のシーンが挟まれているが、まあなんというか本当に野球映画ですよっていうくらいのシーンです
イチローもワンカットだけ出てますw
さて、苦労を乗り越えてまあ当然それなりの成功を手にしたかに思えるんですが、しかし本当に欲しかった優勝が手に入らないままシーズン終了
そこでレッドソックスからGMとして破格のオファーが届く
悩むブラット・ピット、続きは映画館でw
丁度日本でもペナントレースが終わり、CSも終わった段階
巨人の清武GMが泣きながらナベツネ批判をしている姿を見ると、戦うなら泣いちゃいかんだろって思っていた矢先のこの映画だけに楽しめた
やっぱり戦うなら泣いたらアカンよな、しっかり戦え!
我が中日ドラゴンズも優勝が当たり前の状態のチームを創り上げた監督をバッサリ契約更新しないという不思議な人事があったばかり
勝つのが正義の世界じゃないの? というファンの心理を知ってか知らずか
日本のプロ野球の低迷の理由って、意外とこういうファンとの溝にあるのかも知れないね
そこで心傷ついた野球ファンはこの映画を見て欲しい、やっぱり野球って面白いなという情熱が蘇ってくる、不思議な映画です
ブラット・ピット最高!
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