ガンダムAGE 第七話

フリットを取り返しに行くとエミリーが暴走、爺さん連れてトラックで移動中に子供たちも集結
文句を言ってやりたいと言いながらただの邪魔になる
なんだこれ?
「みんな同じコロニーに住む仲間じゃないかっ!!」
なんだろうね、フリット君が叫ぶこんな軽い言葉でたじろぐおっさん達
そしてご都合主義よろしくUE登場
今まで反目していたおっさん達が都合良く共闘宣言するというところまでなんともまあ描写のないことで

おれはもう驚かないぞ、これはガンダムという冠をつけたボンボンコミック連載漫画なんだ、そうなんだ
おっさん達に文句を言うだけのつもりがMSで威嚇されて腰抜かし、結局もっと怖いUEに追っかけられる子供達、しかし戦艦に戻るとまた元気になっている
このアニメのキャラクター達はチキンヘッド過ぎるんじゃないか?
いくら子供向けとか称していてもこの間抜けさがガンダムらしくない以上に作品としての浅さに繋がっているのではないだろうか?

結局のところMS性能至上主義、フリットがやられそうになった時にもっとやられそうなジェガンで登場したラーガン、思えばこれより弱いUEに瞬殺されていた彼だが恐怖など微塵も見せず、雄々しくフリットのための時間稼ぎに徹する脇役となるわけだ
なんとう人間らしくもない感情のない行動だろうか?筋のためにキャラクターの個性を没して何がエンターテイメントなんだろうか?
この作品の根底がいつもこれ、物語を進めたいばかりにご都合主義はしょうがないとして、それがキャラクターの個性を一切否定しているんだよね
時間稼ぎしている間にAGEデバイスが創りだしたなんともガンダムらしくない赤い肩と足のパーツに換装し、ラーガンが死にそうになる直前に間に合うフリット

なんだこりゃ?

戦争ってこんなにも怖くないものなんですね
こんなのゲームにして本当に楽しいのか?
ってかこのペースで物語が進んで、本当に100年の物語が書ききれるのか?
ゲームが出るっていうんだから打ち切りはないかも知れないが、これは本当に子供向けとかそういうレベルでもなく酷い作品になりつつある
「実はフリットの夢でした。」
というオチで一旦白紙にして、作り替えたらどうだろう?