ガンダムAGE キオ君は果たして火星に行く必要があったのか?

一瞬にして火星に到着するご都合主義は多めにみてやるとして
主人公をわざわざ捕らえて火星に連れていくからには通常主人公目線で敵地を語らせるということに意味があるのだが、日野さんにとってはRPGでいうただのイベント扱いだったらしい
出っ歯の盗人少年もただスリをやっただけで消えるし、かわいそうな兄妹もそれを語るだけで終わり、結局イゼルカント夫妻の息子にそっくりというだけで王子様待遇で甘やかし過ぎてて笑える

ガンダムUCでバナージが敵地に捕らえられたシーンを思い出して欲しい
マリーダさんが監視役で確かに貧しい生活かもしれないけどちゃんとそこには意味があり、宇宙移民の悲惨な生活だとかを描いて敵にも敵たる理由があることを説明しきっていたし、その後の話でも世話になったギルボアさんとの絡みで生きてくるわけだけど、今回のAGEにはまったくそれがなさそうだ

エグザDBという言葉だけは出てくるがこれがきっとラプラスの箱的な意味合いできっと今AGEはユニコーンオマージュをしているのかも知れないけれど、ちょっとこれは笑うに笑えないな