20世紀少年 第二章

20世紀少年の第一章はなんとテレビ放映当日にDVDを借りてしまってとてももったいないことをした気分であったが、面白かったので第二章を借りてみた
平愛梨扮するカンナがかわいすぎる!
それでも結局第一章と同じで主人公たちの動きは全部空回り、この状態で最後第三章で大ブレイクするんだろうけどなんともフラストレーションの貯まる展開
ともだちの正体の謎も相まって、なんだか同じ作者のモンスターのおちゃらけ版みたいな展開に、でもこういうモノの見せ方嫌いじゃないな

場面としては昭和の子供時代、前作第一章の回想シーン、2015年当時を行き来するが、どちらかと言えば回想多めで間延びした感じも受けなくはないが起承転結の承転の部分だけに正直単体映画化って結構むずかしかろうと、それでもよくまとめたもんだと思うわけです
最後の最後、それまで散々おじちゃん会いたいよってカワイイカンナにあれだけ言わせておいて北海道をバイクで走りながらのんびりはしるケンジ君
なんとも呑気なもんだと思いつつ、感動の再会があるんだろうねって思うんだよね
それだけで第三章も見ようという気にさせるのがうまい展開ってもんか
それにしても悪の組織が世界征服と人類滅亡をしようとする、よくあるフレーズだったがこれそのままユダヤ陰謀論者がよく使うフレーズで思わず笑いそうになっちまった

全然関係ないのですが、この映画を見始めてからずっと気になることがある
筋肉少女帯の歌に「いくじなし」という歌があるんだが、フェチシストの姉さんとその彼氏と称する兄さんとケンヂ君の歌なんだがね、ちょうど姉さんも出てくるしなんか被るなって思うんだ
作中もなんかのオマージュ的なもの満載だから余計にそう思うのかもしれないけどね
一応筋肉少女帯の歌を貼っておくとしよう