ポンペイ展へ行く

6月から名古屋市博物館で行われていたポンペイ展も残り僅かということで行ってきた
個人的な興味もあって行ったわけだが当然ながら写真は撮れず、ってかものすごい人でして、博物館の駐車場に入るのに道路で並ぶという異常事態

え?こんなに繁盛するイベントなの??(主催者様、失礼な発言で申し訳ない

チケット売り場すら並んでいて、販売員さんもちょっと混乱気味
やっと中に入れたところで今度はなんと溢れ出るばかりの人で全然進まない
ひょっとしてこのイベント大成功なんじゃね?

で、グルグルと巡る
展示品を見ても彫刻などは確かに良く出来ていて現代風の味付けではないのでそれなりにいいのだが、他の装飾品や調度品などは現代の物とたいして変りなく、ってか2000年前の物が現代と同じってのがすごいことなんだろうけどさ
そもそも中世暗黒時代と呼ばれる西欧が数百年ぶりに見て驚きと感動を持ってそのローマ文明の再興をした社会が現代なのであれば、これらの影響を濃く受けているのは当たり前のことで、これらの生活を普通にできるようにと現代は成り立っているわけだから途中1000年くらいの時を経て現代こそがこの文明を再興させた世というわけだ
だから逆に2000年前の物だと思わなければ「なんでこんなもん展示してるの?」って思えるくらいの感覚が逆に恐ろしいということか?
ローマ時代の市民(現代の意味の市民とは違うよ)の生活が、現代の庶民たる我々の生活と同じということはものすごい進化ということでもあるわけか、本来なら我々なんて奴隷だもんな

途中おみやげものが売っていて、そこにポンペイ展ならではのおみやげ、ポンペイ糖なるものが売っていた
ここまで撮影禁止ではないだろうが、ネタとしてはちょっと弱いかと思いスルーさせていただいたが、今となっては唯一の写真となったかもしれないとちょっと後悔していたりして
今度は新潟だろうか?
新潟の有志よ、是非ポンペイ糖を買いに行くとよいかもしれないよ