リーンの翼を見る

正直プライベートでゴタゴタしている時期なのであまりじっくりは見れなかったがリーンの翼を見た

感想としては

 

時間足りてませんね

 

ということかな

多分この作品見る人にバイストンウェルのなんたるかを説明する必要はないと思うんだが、ってかそうでもないか

だから説明が多くなるし物語も多分濃密なんだろうね

でも気が付けば主人公エイサップとヒロインリュクスがそれっぽい描写もないまま恋仲になってたし

それぞれのキャラクタの思惑もなかなか描ききれないままに物語が進んでしまった様子

本当の主人公はエイサップじゃなくて迫水君なんだろうとは思うのだ、ターンエーの御大将ばりのツンデレ具合、屈折した愛国心、やっぱり最後は日本軍人だったという爽快なオチの前にやはり描写不足が感じられるんだよね

 

いっそ迫水君だけに焦点を当てればよかったのに

 

空気具合のはげしいエイサップ君

きっとハーフだとかそういうことで存在意義をバリバリ元ネタだとだされてると思うし

ヒロインのリュクスも地上人とバイストンウェルのハーフということで存在意義があるはずなんだけどなあ

この2人、いきなり初対面からくっつきまくり抱きつきまくりなのは仕方ないとして、いきなり恋仲になるってのはどうなんだろうね

それもバイストンウェルのことだからいいのかな?

見てるほうには唐突で理解しにくいんだけど、でもまあ最終話だったかに富嶽の上でキスしまくりだからいいか、この2人の唯一の見せ場だな

ってかこれ漫画あるらしいからそっち見た方がよいっぽいかな?

 

富野氏の戦争観が垣間見れるし

迫水君が元特攻隊員だからこその激しい感情の揺れもうまく表現できていたと思う

最後は核から東京を守って死んでいく、いい死なせ方だと思う

こういうもって行き方はさすが富野と思うが、それにしても6話は短すぎただろう

セリフの端々に富野らしさも見える、短いセリフと声優さんの演義で物語を進めてはいるがやっぱし異世界に飛び込んで未知の物を出すわけだから時間が足りないと描ききれないわな

これネタにもうちょっと長く作ってくれていればいいのにと

でも富野戦争観を永遠に垂れ流されてウザい作品に仕上がっちゃうかな?

 

とりあえずオーラバトラーの昆虫っぽい動きとかよかった

それだけでしたとさ